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稚内
超豪華特別列車ヴェガで行く 日本縦断 観光地巡りの旅 < 路線MAP > ↓ 旭川○ ↓ ↓ ●札幌 函館 ○ ↓ ↓ < 凡例 > ● 青森 ◆:始発駅 ↓ ○:小停車駅(30分のみ停車) 盛岡○ ●:観光地(基本24時間停車) ↓ ■:終着駅 仙台● ↓ ↓ ○ 糸魚川 ○水戸 ●金沢 ↑ 高崎 ↓ ↓ 松本● ← ○ ← ●東京 岐阜○ ↓ ○ ← ●名古屋 ↓●京都 ← 草津 小郡○ ← ●広島 ← ○岡山 ← ●大阪 ↓ 博多 ● ↓ ○阿蘇 ↓ ■ 夢の崎
期間: 1998年 8月 1日〜15日(14泊15日) 始発駅: 北海道 稚内 出発:8月 1日 12:00(正午) 終着駅: 鹿児島県 夢の崎 到着:8月 15日 12:00(正午)
駅名 ヴェガ時刻表 協賛 観光地(一例)
※1:出発前および終着駅到着後の観光は含まれません
※2:小停車駅では駅の構内から出ることは出来ません着 発 日付 時刻 日付 時刻 1.稚内 1 12:00 ※1 2.旭川 1 13:40 1 14:10 ※2 3.札幌 1 16:00 2 16:00 時計台、TV塔、ラーメン横丁、羊ケ丘展望台 4.函館 2 17:40 2 18:10 ※2 5.青森 2 20:00 3 20:00 津軽鉄道、竜飛崎、ベイブリッジ、新町通り 6.盛岡 3 21:40 3 22:10 ※2 7.仙台 4 00:00 5 08:00 青葉城址、定禅寺通り、塩釜魚市場、松島、山寺 8.水戸 5 09:40 5 10:10 ※2 9.東京 5 12:00 6 12:00 秋葉原、新宿都庁、臨海副都心、浅草、後楽園遊園地、吉祥寺、横浜(教会、中華街) 10.高崎 6 13:40 6 14:10 ※2 11.松本 6 16:00 7 16:00 松本城、浅間温泉、旧開智学校、上高地 12.糸魚川 7 17:40 7 18:10 ※2 13.金沢 7 20:00 8 20:00 片町、兼六園、武家屋敷、輪島、能登半島 14.岐阜 8 21:40 8 22:10 ※2 15.名古屋 9 00:00 10 08:00 地下街、名古屋城、東山動植物園、長嶋スパーランド、名古屋城 16.草津 10 09:40 10 10:10 ※2 17.京都 10 12:00 11 12:00 清水寺、新京極、祇園、比叡山、金閣寺、太秦映画村 18.大阪 11 14:00 12 12:00 大阪城公園、通天閣、梅田空中庭園、海遊館、万博記念公園、アメリカ村、異人館、ハーパーランド 19.岡山 12 13:40 12 14:10 ※2 20.広島 12 16:00 13 16:00 お好み村、厳島神社、弥山、中央通り 21.小郡 13 17:40 13 18:10 ※2 22.博多 13 20:00 15 08:00 海の中道、中州、スペースワールド 23.阿蘇 15 09:40 15 10:10 ※2 24.夢の崎 15 12:00 ※1 路線MAP&時刻表 参考資料:電撃攻略王「お嬢様特急 公式攻略ガイド」(メディアワークス刊) (筆者注)上記のは1998年当時のデータです。現在は無くなった駅も含まれています。
ヴェガの旅は大きく分けて2つのプランが有ったようです。
ヴェガの寝台車を利用するプランと、客車で移動して他の宿泊施設を利用するプランです。
寝台車の利用は、1泊につき数万円と高額になったため、大半の乗客は客車で移動するプランになったようです。
客車での車中泊はセキュリティ上好ましくないと言う理由で禁止されたので、観光地のホテル等を利用しました。
ただし、どちらのプランもヴェガに乗車する区間についてはフレキシブルな対応が可能でした。
実際、寝台車の利用客は区間ごとの入れ替わりが多かったようです。
日本各地の旅行会社の協力を得て、区間ごとに乗車券と宿泊チケットのパック旅行を設定することも出来たようです。
その旅行各社でも知恵を絞り、「行きはヴェガ、帰りは新幹線」などの旅行プランも数多く発売されたらしく、結局、
ヴェガの乗車券は「プラチナ・チケット」と呼ばれることになりました。
観光地でも、施設の入場料がヴェガの乗車証バッジを見せると割引料金になる等のサービスが行われたようです。
元々、PHS(乗車証バッジに内蔵)を利用した位置情報収集システムは、観光地での乗客の動きを把握するために
(今でいう「ビッグデータ」)テスト的に導入したものでした。
ちなみに、終着駅が架空の「夢の崎」駅なのは、ヴェガが当初「ミステリー列車」として発表されたからです。
その時は出発駅の「稚内」のみ公表し、終着駅は秘密とされていました。
後にヴェガが九州まで行く日本縦断列車であることが発表されると、すぐに「夢の崎=枕崎」とバレたのですが
公式にも非公式にも、終着駅は「夢の崎」という名称が最後まで使用されたのです。
実際に「枕崎駅」の駅舎には、ヴェガの到着に合わせて「夢の崎駅」という看板が取り付けられたそうです。さて、
日本縦断ルートに関しては、鉄道ファンから疑問の声が上がった区間も有り、
どの観光地を設定するかについては、当時、業者の間で裏取引が有った等、色々と噂されましたが、
今となっては真偽のほどは定かではないそうです。
※上記の記述には筆者の妄想と願望が含まれており、実在の国名、歴史、およびゲームの公式設定とは異なる部分が有りまくります。
2015年 4月 30日